ちえこのつれづれ日記

はじめてブログに挑戦しました。皆様よろしくお願いします。

岡山に旅行

去年の秋頃だったか、庭の藤の
伸びきった蔓を切ってくれていた
娘婿が、「おかあさん、どの位の
時間車に乗っていられますか?」
と言うのです。「ん? 乗せて
貰うのだったら2時間3時間でも
大丈夫よ」というと「子供たちも
大きくなって全員集合が
出来にくくなるので都合が
ついたら旅行に行きませんか」と。
足手纏いになるとは思いつつ私も
いつまで生きられるかも解らないし
勿論行きたがりの私としては
「有り難う、よろしくね」


で、先日岡山の鷲羽山へ。
昔、まだ瀬戸大橋が
出来ていなかった頃に行ったこと
があったが記憶が定かで無い
ほど昔のこと。


途中日生(ひなせ)でお昼、なんと
カキお好み焼きだという。
私がカキお好みに初めて出会った
のは、あかとんぼの里竜野だった。
以来、もう一度食べたいと
娘と竜野の町を探し回ったのに
見つけることができなかった。


なのにこの日生では、街並みの
ここそこに「かきおこ」の
のぼりがはためいて、しかも
どの店も長蛇の列。2台の車が
止められる店をさがして
日生駅裏の小さなお店で並んで
やっとありつけた。
やっぱりカキオコはおいしい。
牡蠣が何と10個位も入っていた。
さすが牡蠣どころ。


鷲羽山には夕日が沈むギリギリに
ついた。なんと三部屋続きの
VIPルームが用意されていた。
瀬戸大橋が一望でき露天風呂まで
お部屋についている。
女性軍はここに、男性軍は
ワンランク下のお部屋だったらしい。
宿泊費は聞いていないが、
皆揃っての旅行は最後になるかも
と、奮発してくれたのかも。


私はふと、自分の母のことを
思った。三十七歳で父と死別して
周囲の助けがあったとしても
3人の子供を命がけで育てた。
その苦労を見てきたのに
自分の生活が安定してからでも
母を旅行に連れて行ったことなど
一度もない。自分は家族や友達と
良い思いしてたのにね。
親不幸だったなぁ。今頃気が
ついても遅い遅い。


孫達もみんな大きくなって
食事の時など並ぶと涙が
でそうになる。


幸せな時を過ごさせてもらった。
みんなに感謝。

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