今日は父の日、私の父も、娘達の父もあの世の人となり、父の日の用事がなくなった。私の唯一父のかたみはこの本である。正岡子規の墨汁一滴、昭和二年発行の初版本です。

いちはつの花咲いでて我身には今年ばかりの春行かんとす。に◯印が入っている。42歳で逝った父の胸の内を垣間見るような気がする