ちえこのつれづれ日記

はじめてブログに挑戦しました。皆様よろしくお願いします。

79年経っても忘れない日

1945年3月10日、私はまだ
東京に住んでいた。空襲が日に日に
激しくなり友達は皆親戚を頼ったり
集団疎開で東京を離れた。
父は病弱で、頑なに「死ぬときは
一緒に」といって私たち姉妹を
離さなかった。
その日の事は79年経った今でも
ありありと蘇ってくる。空襲警報が
鳴り続き、空が真っ赤に染まり
黒い物が雨のように降っていた。
30万発もの焼夷弾が街を
焼き尽くし10万人以上が殺された
東京大空襲、我が家は戦禍を
免れたが、死体整理に強制的に
駆り出された母は、数日ご飯が
たべられなかった。
人は何故啀み合い殺し合うのか。
ガザやウクライナの人たちが
同じ思いをしていると思うと
心が痛んでならない。


人は二通りを生きることは
出来ないがあの戦争がなかったら
どんな人生を歩んだだろうかと
ときどき思う。忘れることも
大事だけれど、忘れないことは
もっと大事だと思う。


若い人は、太平洋戦争と言っても
絵空事にしか思わないらしい。
日本がどんなことをしたのか、
どんなことをされたのか
よく学んで、以後平和が続くよう
願ってやまない。



今朝の朝陽  平和が有り難い


庭の花、焼き豚、パン

冬枯れだった花壇に花が
蘇ってきた。霜や霙や寒風に
打ちひしがれていた花たちが
逞しく立ち上がって花を
咲かせはじめた。花たちは
春が来たことをよく知っている。


が、雑草はもっと逞しく、あっと
言う間に蔓延ってしまう。これから
また草との戦いが始まる。



娘に教えてもらって焼き豚を作った。
「美味しく出来たからたべてみて」
と持ってきてくれたのが、とても
美味しかったので早速まねして
焼いてみた。ロピアの安いお肉でも
充分美味しく、お肉屋さんの半額
ぐらいで出来た。
ただし、家中焼き豚の匂いが
充満し、寒いのに半日窓を開けて
風を通した。


今週のパン

カルディのミックスドライフルーツ
をいれて焼いた。

人生を謳歌している人

出先でお茶したくなったとき
あまり馴染みの無い街だと
カフェを探し回る事がある。
お目当ての所が休みだとか
満員で車が止められなかったり
そうなると益々「コーヒーのみたいー」


先日も探しあぐねて、
「もう何処でも良いから」
スマホで検索して着いたところは
「えっ?   ここ?」そこは工事現場
のようなところ、コンテナやガラクタや
解体途中の外車なども置いてある。
ピンクやみどり、赤、青などのペンキを
塗りたくった手作り感たっぷりの
(失礼) 小屋(失礼)。 どうやら
間違ったらしいと躊躇していると
ドアをあけてウエルカムおじさんが
(失礼)  両手を広げて「どうぞ」と。
(ちょっと盛りました)


室内はこれまたガラクタ(またまた
失礼) が所狭しと置いて有る。
解体中のミニクーパーが1台。
壁にはチラシやポスターと
自筆だというアンディ・ウオーホル
ばりの絵が(大盛り)たくさん。
買ってくれる人があったら売りたいと、
でも遠慮しました。


テーブルは米松の重厚な一枚板。
4人座って満員。
美味しいコーヒーは期待ゼロ。
シカーシ、暫くすると豆を挽く音、
良い香りが漂ってきた。
長女が「ボーランドのカップ」
といった。カップを温めている。


美しいカップに申し分の無い香り。


人はみかけによらないもの。
いえいえ、マスターのみかけが
悪いとは言って居ませんよ。
この佇まいからこのコーヒーは
想定外でした。言いたい放題
数々の失礼、マスターごめんなさい。


マスターはフレンドリーでいろいろ
話してくれました。
50代で脱サラしたこと、お店は
2軒持っていること、外車の修理も
していること、子供のサッカーの
指導をしていること、
ポーランド食器の販売も。


先日フロマージュさんのブログを
拝見して、世の中には人生を
謳歌している人があちこちに
いるものだと思った次第。


余談ですが
我が家にも愛用している
ポーランド食器があります。
長女がポーランドに行った時
お土産に買ってきたものです。




たわいもないことを長々と。

春がきた

2月は逃げる、と言われる通り
閏年で1日多いにも関わらず
明日で終わり。あっと言う間に
逃げていった。何もせずに
冬ごもりをしている間に。


昨日まで氷雨がチラつき寒風が
吹き荒ぶ極寒(おおげさ)だったが
今日は一転ポカポカ日より。
さあ、動かなければ!
庭に出て少し、ほんのすこし
雑草を抜いたり、花壇の
枯れ花を摘んだり、少しウキウキ。


オオイヌノフグリも一斉に咲いた。
誰かが星の雫と言ったように
可愛いけれど蔓延るので嫌い。


水仙

長女が持ってきてくれた花に
併せてお雛様の額を。
ああ、春が来た。


昨日買い物に連れてって貰って
お肉屋さんでローストビーフ用の
お肉を切ってもらった。
お肉は好きですが、最近では
サシの入った上等のお肉より
赤身を選ぶようになった。
で、夜に塩胡椒をすり込んで
置いて今朝一番からローストビーフ
づくり。

ソースは赤ワイン、にんにく、すりおろし玉葱
みりん、しょうゆなどを煮詰めて
夜ご飯ご馳走。ホホホ。

再び白パン

寒い寒い。天気予報通りとはいえ
この間暖かい日が続いて、その後
もはや菜種梅雨かと思われる長雨。
やっと晴れたと思ったらこの寒さ。
衣服も着たり脱いだり「いったい
どうなっているの?」とひとりぶつぶつ。



この間白パンに挑戦してみたが
美味しかったけれど真っ白には
できあがらなかった。お店に売って
いるのはどうしてあんなに白いのか。
解明、追求したいのが悪い癖。


今度こそ白く焼いてみようと
再び挑戦。要するに焼き時間を
短くすればいいだけのこと、でも
中が生っぽかったら嫌だし、
クッキングペーパーを被せてみた。
やっぱり薄く焦げ色がついた。
考えてみればクッキングペーパーは
熱を通すのだから無意味だった。
こんな具合 ↓

前よりは少しは進歩だが。


物好き故、暇故、やっきになって
挑戦したけれど、よくよく
考えてみれば、やっぱりパンは
表面パリパリのきつねいろ、中は
ふっくらふわふわがいい。
好んで白く焼く必要はないという
結論に達した。  徒労。