昨夜は十五夜を観ながら、孫たちと焼きサンマを食べた｡朝から「きょうはサンマを焼くから夕飯はうちにきてね」と言って、少々お高いが新サンマを買った。ぴかぴかで嘴も黄色く新鮮だったが少し細めだなぁ、とはおもった。上から2番目の孫に一足先にきてもらって､ウッドデッキのバーベキューコンロに炭をおこして、コンロの両側にレンガを置いて網を乗せ、うん、強火の遠火でね、準備は完璧。ぴんぴんのサンマを長いまま5本乗せ焼き始めたが、なかなか煙があがってこない。　え?なにこれ。いつもと様子が違う。
尻尾がピンと立ってきて新鮮にはちがいないが、脂がのっていないのです。みんな網にくっついている。裏返そうとすれば身が崩れ、さんざんな姿に焼き上がった。皆に炭火焼きの旬の味を食べてもらおうと張り切っていたのに、ばあちゃんは意気消沈。
十五夜お月さんが、せめてものご馳走。