すっかり年を取ってしまって、最近では親らしいことが何一つ出来なくなり、反対に世話になるばかりなのに、今日は母の日でいろいろとプレゼントをもらった。大阪に住んでいる長女は昨日、顔を見にきてくれたが、コロナウイルスを持ち込んではいけないと、マスクをしたままベランダで少し話して家には入らないまま帰って行った。
もらったお花は、一時、眺めて、お父さん、きれいなお花もらったよ、と仏前に持って行き、さらに、私の母の写真の前にも報告の意味でかざった。
私がいま、幸せに暮らせているのも、戦後の厳しい時代に、ひとりで私たちを育ててくれた母のおかげと、感謝の気持ちを忘れたことはない。それにしては、娘にもらったお花をかざるなんて、他人のふんどしで相撲をとる、とはこのことですね。母に比べて、のほほんと気楽に育てたにしては、よく出来た娘たちで、私は幸せです。孫たちもおしゃべりにきてくれて、なんと嬉しい母の日でした。

豚肉の味噌煮込みは、早速晩ご飯に。　とろとろでおいしかった。