節分
恵方巻きはいつから始まったのか。私が子供の頃は、豆まきはあったが恵方巻きはなかった。関西発祥と聞くが、どんな意味があるのだろうか。お寿司屋さんの策略にまんまと乗せられたのが始まりか。我が家で始まったのは、子供たちが中高生ぐらいのときからだったかな。
意味もわからず、巻き寿司のまるかぶり。関東弁では丸かじり、となるかもしれないが、これは決してまるかじりではなく、まるかぶりが、ぴったりだと思う。我が家では、食べにくいので長いこと細巻きをつくっていたが、友達が「えーっ、そんなん太巻きにきまってるやん」と言われ、以来人並みに太巻きを「かぶる」こととなった。しかも、その年の方角に向かって、無言でたべなければならないと。無言でと言われると無性におかしくなって、吹き出しそうになる。夫は勿論無言。いつも無言。掟をやぶるのはいつも私。(^_^)をこらえて、つい「ああのどつまる」とか「そこのお醤油とって」などといってしまう。楽しい思い出である。今年も太巻き寿司を巻いたが、南南東を向いて一人淡々と食べなければならない。もちろん無言で。
具はあり合わせのもの。 卵、 きゅうり、人参、あなご、しいたけ しかも麦飯
SUMさんの人参のちぢみが美味しそうだったので作りました。ニラと豚肉を少量いれました
福豆の袋 半紙を折って福豆の袋をつくった。 一つには 福は内 コロナ外
もう一つには自分への戒めとして、 口は小さく愚痴言わず 鼻は決して
高くせず 末広がりの眉目尻 と書いた。