ちえこのつれづれ日記

はじめてブログに挑戦しました。皆様よろしくお願いします。

去年の今頃


三人姉妹が三人とも80歳を超え、人生残りわずかになってきたので、元気なうちにせいぜい集まって楽しもうよ、と言うわけで年に1,2回は集まるようにしている。三人とも遠いところに住んでいるので頻繁には集まれない。今年は私が入院、続いてコロナ騒動でいつ集まれるか予想もつかない。
去年の今頃は大井川鉄道に乗った。予め計画もせず、予約もせず、お天気がいいから行ってみよう、SLは土日しか走らないし、予約もなかなか取れないし、景色を見るだけでもいいから、と、三人とものうてんき。
新金谷駅から普通電車に乗り、八十八夜を目前にした茶畑の新緑や、右に左に蛇行する大井川の景色を見ながら終点千頭駅まで。駅前には何もない。どうする?と言っているところへ、寸又峡往きのバスが、乗ろう乗ろうと、またまた、のうてんき。日光のいろは坂どころか、右は山、左は深い谷、車一台ぎりぎりの狭い道を腕自慢の運転手さんは猛スピードで登ること一時間。肝を冷やしきって降りたところは、寸又峡登山口。ここから山道を40分登らなければならないという。ふ~ん。三婆婆にはとても無理。
仕方なく翠紅園だったかなぁ、というホテルにはいってお蕎麦を。これがすこぶる美味。ウイークデーなのでお店もあいていない。仕方なく、また恐怖のバスにのって千頭駅に。もう帰るしかないね、と切符を買おうとすると、駅員さんが、よかったらSLにのりませんかと言う、 止まっている蒸気機関車にでも乗せてくれるのかと思いきや、なんと、団体の乗るSLが来るので、金谷まで行くのだったら800円足してもらったら乗れますと言う。三婆婆飛び上がってよろこんだ。なんと幸運が舞い降りた。
どこも行けないので思い出を。


往路新金谷駅から普通電車で

茶畑  車窓からなのでぶれている

沿線の風景



帰路はSLで

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