終活、ゴミか宝物か
開かずのとびらを開いて見る。
恐らくこの家に来てから一度も
見たことが無かったかも知れない。
と言うことは必要のない物が
入っていると言うことになる。
出てくる出てくる、ゴミ? 宝?
グループ旅行の記録、会計を
持たされていたので、行程から、
箸袋や、切符やパンフレットまで
貼り付けてある。1970年頃から
の記録が記されている。
しばし思い出に浸る。写真が
整理しないまま山ほど出てくる。
またもや思い出に・・・
(この調子だからいつまで経っても
片付けは進まない)
珍しい物がでてきた。
母が取っておいてくれたのを何時
渡されたのかも記憶にないもの。
どれもボロボロ。中学校の成績表はペラペラの
ざらざらの馬糞紙に謄写版刷り。
物のない時代を反映している。
疎開先の静岡県で。成績表は
一部を写したが大方残っている。
こんなものを見ていると様々な事が
蘇ってくる。また元の場所に
戻してしまった。
これでは片付くはずもない。