この間喫茶店を探してうろついて
の帰り道、自転車を道の端に
倒して荷物も放り出している
人が居た。そこは沼地の畔で
よく見ると白い鳥がたくさん
いる。白鷺なら家の近くでも
よく見るから珍しくもない。
車の中からチラチラ見ていたが
カメラを構えている人も居るし
自転車や荷物まで放り出して
見ている人もいるしと言うことは
???あ、黒い羽がちらっと見えた。
もしや、コウノトリではないか。
でも、日は暮れかけているし
洗濯物もとりこんでないしと、
後ろ髪引かれる思いで帰ってきた。

物好きばあさんとしては、
気になって仕方ないので今日
午前中に行ってみた。残念ながら
白鷺が2，3羽いるだけだった。
諦めて帰って来たが、諦めきれず、
夕方なら居るかも知れないと、
娘に無理をいって連れてって
もらった。ばあさんしつこい。

ここは兵庫県加古郡稲美町の
下棒池。いました、いました。
確かにコウノトリです。
ただし1羽だけ。
神戸新聞によると一週間前
には30羽ものコウノトリが
飛来していたとか。
きっとあの日だったのだと
思う。保護施設のある豊岡からは
100キロ以上あると思うが
稲刈りが済み水を抜いた池に
獲物があることをどうして
知るのか。どういう手段で
30羽もが誘い合ってくることが
出来るのか。不思議。
「加古川の近くで水を抜いた池
でうまい魚がたくさんとれる
ようだぜ。ちと遠いけど
みんなで行けば怖くない、
あいつも、あいつも誘って
行ってみようぜ」
などと相談してくるのかなぁ。
それとも一発でわかる信号
でもあるのかなぁ。

安物デジカメと未熟技術では
ピンボケ写真しかとれません
でしたが、確かにコウノトリ
でした。気がすみました。